顔面の左右不対称、顔面麻痺
うさぎにおける原因
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顔面麻痺は通常、第7脳神経と関連しています。顔面麻痺に罹患したうさぎの症状としては、正面から見たときに左右不対称な顔つきがあります。神経障害の程度によって、耳の下垂、眼瞼下垂、第三眼瞼の露出、口唇下垂などを起こします。
こうした麻痺の原因は様々です。頭蓋外病変、頭蓋内病変、あるいは側頭内病変: 頭蓋外病変としては、 ·
外傷 ·
腫瘍(脳内腫瘍) 頭蓋内病変としては、 ·
医原性障害 ·
腫瘍 ·
筋肉や神経の変性 ·
筋肉の炎症-筋炎 側頭内病変としては、 ·
外傷、例えば側頭骨骨折あるいは貫通性外傷 ·
歯根の慢性病変、アブセス ·
骨損傷、骨髄炎、骨融解、骨壊死 ·
細菌感染、しばしば耳の外側あるいは慢性中耳感染から ·
側頭骨錐体部(錐体突起)の骨折 ·
医原性(獣医師による診断または治療の失敗) ·
様々な腫瘍(例 血管腫、髄膜腫、癌腫、くも膜嚢腫) 稀なケースとして、代謝性疾患が関与していることがあります。そうした場合、顔面麻痺はふつう、両側性に見られます。 |
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