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飼育うさぎへの給餌3：新鮮なハーブ類

Camilla Bergstrøm - translated by Atsushi Fukuda, DVM

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うさぎには人間より多くの味蕾があり、風味の強い食べ物を好みます。ハーブ類を食餌に加えることで、味を楽しませることができます。新鮮なまま、あるいは乾燥させたハーブを、おやつの代用にできます。大部分のハーブには、薬草としての効能があります。殺菌作用、鎮痛作用、心血管系・呼吸器・消化器・神経・筋肉と皮膚への作用を持つものなどがあります。新鮮なハーブを与えることで、うさぎを健康に保ち、またリラックスさせることができます。しかしうさぎの具合が悪い際に、動物病院を受診する代わりにしたり、薬物治療の代替法とできるという意味ではありません。

摘んできたハーブを与えることも、冬の数か月間は予め刈っておいて乾燥させたハーブを与えることも可能です。ハーブの採取場所は、猫、犬、狐の糞便で汚染されていないところ、そして農薬や殺虫剤が散布されていないところを選びましょう。野外で見つかる植物の多くが有害な毒素を持ち、時には命に関わります。ですから安全だと分かっているハーブだけを摘むようにしましょう。どの植物が食べられるのか、うさぎに判断を委ねないようにしましょう。

うさぎが好むと思われるハーブ類

バジル	Ocimum basilicum
ペパーミント	Mentha piperita
パセリ	Petroselinum hortense
ガーデンクレス	Lepidium sativum
セージ	Salvia officinalis
キャラウェー	Carum carvi
ディル	Anethum graveolens
オレガノ	Origanum vulgare
ラベンダー	Lavandula sp.
コンフリー	Symphytum officinale
タンポポ	Taraxacum officinale
ローズマリー	Rosmarinus officinalis
タイム	Thymus vulgaris
クローバー	Trifolium pratense
カモミール	Matricaria chamomilla
コリアンダー、シラントロ	Coriandrum sativum
ルリチシャ	Borago officinalis
サラダバーネット、スモールバーネット	Sanguisorba minor
チャービル	Cherifolium cerefolium
ラベージ	Levisticum officinale
カラシナ	Sinapis
タラゴン	Artemesia dracunculus
レモンバーム	Melissa officinalis
イラクサ	Urtica dioica